辺野古

2015年1月28日 (水)

「辺野古の海をこわすな」 緊急集会・政府交渉(2/4 18時半~@文京区民センター、2/5 9時半~@参議院議員会館、12時半~@官邸前)



「辺野古の海をこわすな」 緊急集会・政府交渉
~手続き違反の“仮設”桟橋 工事中止を求めて~
 
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チラシ(PDF)をダウンロード


何度も選挙で、「新基地建設ノー」という沖縄の民意が示されたのにも関わらず、また沖縄県知事が検証委員会を立ち上げ、検証が終わるまで辺野古の海上での作業を中止するように要請しているのにもかかわらず、大浦湾で「仮設桟橋」の工事が強引に進められようとしています。

 
多くの人たちがゲート前座り込みや海上行動で、非暴力で抵抗の意思を示していますが、海保や機動隊による過剰“警備”で、負傷者が出ている状況です。
「仮設桟橋」は、県に提出された岩礁破砕許可申請書によれば、延長298.8m、幅17m~25m、必要とされる石材量20,300㎥(大型ダンプトラック約5000台)という巨大なものです。
 
いまこうしている間にも美しい辺野古の海は破壊されつつあるのです。
 
以下の緊急集会と政府交渉を開催します。現地からも北上田毅さんが駆けつけます。また、辺野古の海洋生態系について、自然保護協会の安部真理子さんにお話しいただきます。ぜひ、お誘いあわせの上、ご来場ください。
 
<緊急集会> 
日時:2015年2月4日(水)18:30~20:30
場所:文京区民センター 3-A会議室
  (最寄り駅:都営三田線・大江戸線・南北線「春日」 東京メトロ「後楽園」)
お話:北上田毅さん/沖縄平和市民連絡会、ヘリ基地反対協抗議船船長、高江・現地行動連絡会
        安部真理子さん/日本自然保護協会
参加費:700円+カンパ
 
<院内集会・政府交渉> 
日時:2015年2月5日(木)9:30~12:00
場所:参議院議員会館講堂
集会:9:30~10:30(北上田毅さん、安部真理子さんのお話)
政府交渉(調整中):10:30~12:00
資料代:700円
※終了後、官邸前アピール行動をやります。
 
<官邸前アピール行動>
日時:2015年2月5日(木)12:30~13:30
場所:官邸前
 
主催:「辺野古の海をこわすな」 緊急集会・政府交渉 実行委員会
(FoE Japan、秘密保護法を考える市民の会、ピースニュース、ピースボート)
問い合わせ先:090-8116-7155(阪上) 090-6142-1807(満田)

2015年1月23日 (金)

反対住民への暴力行為やめて…海上保安庁・防衛省への緊急申し入れ

本日、福島みずほ参議院議員らにより、辺野古新基地建設に関して、反対住民への暴力行為をやめるように、海上保安庁・防衛省に対する申し入れがありました。
 
以下、ジャーナリストのまさのあつこさんが的確にツイートしてくださっていたので、ご本人のご了解を得て、それを報告代わりに拝借します(一部補足あり)。
 
福島みずほ参議院議員らによる150123_辺野古新基地建設問題に関する緊急行政申し入れ
 
テーマは主に二つ
1 辺野古で抗議活動をする市民に対する海保職員の対応について(海上保安庁)
2 仲井眞前沖縄県知事の辺野古埋め立て承認を検証する第三者委員会の発足前に埋め立て工事を進めることについて(防衛省)
 
背景となった事件の例1 → 海保、説明に矛盾 馬乗り写真「女性かわした」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237757-storytopic-3.html
背景となった事件の例その2→ 辺野古 抗議の女性2人けが、油フェンス設置進む - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 
海上保安庁(海保)と防衛省の官僚は、顔どり禁止ということで冒頭すったもんだ。前回はふつうに中継していたのに、今回だめという理由は結局よくわかりませんでしたが、誰がしゃべったのかわかるように、発言の冒頭に自分の名前をはっきり言うということに。
 
傍聴、藤本監督映画「圧殺の海」の一部を放映。海保の暴力的なシーン。市民の顔を無理やり海の中に突っ込むなど。
 
はじまりはこんな感じ。
Q:拘束の根拠は?
A:拘束ではない。確保。
Q:負傷者がいると聞くが?
A:報告ない。
Q:法的根拠は?
A:海上海域の安全の確保。
Q:15日以降「確保」した人数
A:警備上の観点から言えない。
(Q=福島みずほ参議院議員、A=顔無し海保)
 
Q:海保が確保した人数。どういう事案で確保したのか?
A:15日以降は浮き桟橋の設置のクレーン船の下に入ってくる行為など。オイルフェンスを防衛省が張っているが、その作業船の近くに抗議しにきて、危険な範囲に来た場合に安全上の観点から。
 
Q(現地に行った若者):海保が船に乗り込んできた、定員オーバーになるのも関わらず3人の海保が乗り込んできた。エスカレートしている。暴力を野放しにしている。大浦湾で、辺野古の何倍もの大きさに制限区域を拡大している。排除のための排除が行われている。おかしい。(続く)
 
Q(現地に行った若者)続き:女性のライフジェケットがびりびりに破かれた上で海に落とされたと。背中でボコボコなぐられる。こういう状態だ。どこに正当な根拠があるのか、(東京は)どう把握しているのか。10年前の時には出て来なかった海保がでてきている。誰の指示なのか
福島:暴力的な警備をやめて欲しいという話し合い。実態をご存知か、何故なのかをお答えいただきたい。
A:全部が全部の報告を受けているわけではないが、報道には出てきているが。
 
福島:警備をやっている側が問題ない、というのと被害にあったという人間がいる。この機会を設けた。どう思いますか映像を見て。
A:当時盛り上がった時期があり、当初はカヌーを横抱きして遠くにもっていくとか、激しく抵抗であるとかそういうことで、危ないので制止する。
 
Q:水に浸けているではないですか。馬乗りの写真については?
A:オイルフェンスを設置するときに、船の横から作業海域から離脱させようという行為。足で押さえつけているわけではございません。(略)
福島:彼女を抑えつける必要はない。少なくとも首の周りに足をかける必要はない。
 
福島:沖縄県知事は埋立承認取り消しのための検証をする。防衛省はなぜ工事を進めるのか?
防衛省:普天間飛行場代替施設は公有水面埋立法に基づいて承認をいただいている
Q:民意が示された。規制事実でどんどん作れというのは問題ではないか。
A:地元にはさまざまご意見がある。
 
防:地元にはさまざまご意見がある。(会場から「ふざけんな」「民意だ」)政府と地元の皆様の約束は普天間飛行場の危険性を取り残すこと。
Q:普天間の除去は当然、しかし沖縄の民意だ。それは尊重すべきではないか。工事やめてくださいよ。
防:そういう話があったことは承りました
 
福島:第11管区に寄せられた海保の対応における苦情件数は?
海保:1月15日以降で、毎日平均15件 最小3件~最大50件
Q: その中身を私の事務所に出してくれますか?どのような苦情が来ているのかは重要な話。
A:どういう形で出すかは担当と相談します。
 
山本太郎議員:海保の市民排除の命令はどこから来ている?
海保:警備の対策を仕切っているが、辺野古を担当している部署が。危険性切迫性による。
Q:東京からの指示は?
A:今回の現場の措置は1件1件東京から
Q:基地建設にかかわることで警備をしろと東京から降りてくるでしょ
 
山本: 臨時制限水域の外に対して排除する法的根拠は?
海保:海上保安庁法 2条 8条
Q:オイルフェンスを大きく広げたということは、法律を拡大解釈していること。毎回報告を受けると、間違いはないか。新聞記事の事実関係も東京から確認をするのか?
A:沖縄から報告がある。
 
山本:ライフジャケットについては?
海保:記事で。
Q:ということは沖縄からの報告がテキトウなんですよ。暴力的な行為をしていても届かないということです。皆さん、ご存知ないことが行われている。
 
山本:(馬乗りの写真は)撮影している女性を撮させないという行為なんですよ。
この方がカメラを持つ肩に足がかかっている。報道を制止する一方で、自分達は撮している映像がある。両方が存在する。両方の映像を公開して検証する必要があるのではないか。
 
海保:検証の必要性はなんのためというのはあるでしょうが、我々は行動を規制するためにやっていることはない。
参加者:あの新聞、馬乗りの写真やケガの記事とかおかしいと思わなかったのか?危険なことが行われているのであれば、止めるべき。普通に考えてください。
 
(沖縄に行ってきた若者)同じレベルの暴力行為がキャンプシュワブのゲート前
で行われている。暴力をやめて欲しい。今週も3人ケガしている。
A:安全に留意した警備をする。強行か否かは見解の問題。
 
福島議員まとめ:県知事選などにより民意が示され、第三者委員会が設置されることを踏まえ工事はやめて欲しい。高齢の女性が負傷している。高齢の女性がなぜ反対するのかということは考えて欲しい。過剰警備は尋常ではない。これを止めてもらいたい。東京と沖縄遠いが現場を監視して。

《知ってください》…辺野古の海で今起こっていること、カヌー隊の証言

カヌー隊のHさんの話から
 
・オイルフェンスの外側(臨時制限区域の外側)でも「作業がはじまるから危険です」と言いながら、何もないのに確保を続けている。
 
・カヌーを転覆させて人をロープで引っ張る、岩場が近い危険な場所での確保、船に乗り込んで暴力行為など。市民側が非暴力でやっているのに、危険なのは海保のほう。
 
・「法律に基づいてやっている」というが、法的根拠を聞くと「世間話しかできない」と。
 
・海保がやっているのは防衛局の作業の手伝いにすぎない。本庁や防衛局からはっぱが入るのか、突然強硬になることがある。
 
・カヌー隊20名ほどに対し、海保のゴムボート30隻、100人以上いて、明らかに過剰
 
・海保の中に非常に切れやすく、暴力をすぐに振るう人がいる。
 
・カメラやビデオを狙ってくる。琉球新報で報じられた、カメラをもった女性に海保が馬乗りになったのも映画を撮っていたとき。
 
・メディアに対しても撮らせない。自分たちは撮りまくっている。
 
仮設桟橋は、仮設ではなく埋め立てそのもの。大きな石を投げいれる作業。「元に戻すから仮設で許可は要らない」と言っているが、投げた石をどうやって戻すのか?許可を逃れているだけ。失われた自然環境は戻せない。
仮設桟橋をつくるために海に投げ込まれる石の量は大型ダンプ5000台分!
 
・オイルフェンスを張るだけでも潮の流れが変わり、環境が破壊される。・防衛局に批判を集中して、仮設桟橋の設置とボーリング調査をやめさせて欲しい。環境破壊をするな、検証委員会を待てと。
 
◆海保の暴力行為等琉球新報が写真入りで伝えています
辺野古 抗議の女性2人けが、油フェンス設置進む
 
オイルフェンス、辺野古の海分断 海保職員、市民に馬乗り
 
辺野古沖のフロート 昨年の3倍規模 市民排除で拡大へ
 
辺野古、オイルフェンス設置続く 60人、ゲート前で抗議
 
<社説>辺野古強硬警備 誰から誰を守るのか
 
国、浮具設置を継続 辺野古、市民ら資材搬入警戒
 
防衛局が辺野古沖に浮具再設置 海保が16日拘束の男性骨折
 
シュワブ沖 海保が市民21人拘束 来月中旬に海底調査
 
辺野古、浮桟橋に海保ボート接岸 海、陸で抗議、激しくもみ合う海と陸で強制
 
排除 市民「強引なやり方」 辺野古作業再開
 
辺野古、浮桟橋を再設置 防衛局が海上作業を再開
 
<社説>辺野古作業再開 民主主義が問われている
 
◆ブログ「海鳴りの島から」海上での動きを写真入りで連日伝えています。
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